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目を引くか 目に余るか

動かす言葉・蒐集記:4

ホラー映画の、やりたい邦題について。

 

 

ひさびさにラブコメが観たくなって、「あと1センチの恋」という映画をレンタルしました。

えー歳のおっさんがラブコメ。 すみません、、、最近愛に飢えているKumagaiです。

 

観たい作品を決めていたわけでなく、ふらっとTSUTAYAに行って物色していたら

タイトルに引かれてしまったのですね。

観てみると、あとちょっとというところでプロポーズできない幼なじみの男女のお話で、

なかなか距離が縮まらずにやきもきさせる展開を「あと1センチ」とはなかなか言い得て妙。

一瞬で気を引くユニークなタイトルだなぁと感心しました。

原題は「Love, Rosie」で、ヒロインの名前がタイトルなんですが、このままだと多分借りなかったでしょうね。

 

ところで外国映画のタイトルは、原題のままか、翻訳して整えるか、オリジナルの邦題を作るか

配給会社も迷うと思いますが、オリジナルの邦題を作る場合は、

とにかく気を引こうと、原題とは大きくかけ離れたものもあったりしますよね。

特にホラー映画はけっこうやりすぎモリモリです。

「死霊のはらわた」は、おどろおどろしくて怖そうだし、ヒットしましたが

中には「死霊の盆踊り」とか「ホラー喰っちまっダ!」とか、トホホな邦題もあったりします。

 

僕はこういうやりすぎ系邦題が大好きで、勝手に“やりたい邦題”と命名し、

なんか面白いタイトルはないかいなと物色するのを密かな楽しみにしておりますが、

特にDVD制作版(上映なしの作品)で目につくようで、

買ってもらうためにはとにかく目立たにゃと、タイトルだけでなくパッケージのコピーもイっちゃってます。

例えば

□原題「NOTHING LEFT TO FEAR」→邦題「少女生贄」 コピー「ンボボボボオォォ」

(ンボボ??ボボオォォ??)

□原題「Baskin」→邦題「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティー」 コピー「野菜の次、おまえ」

(ダイエット中か?)

□原題「Wyrmwood」→邦題「ゾンビマックス!」 コピー「怒りのデス・ゾンビ」

(デス・ゾンビって、もともと死んでるやろ)

というように突っ込みどころ満載で、もう大好物です。

 

ところがです、

このイっちゃってるコピーが効いてることもあるから、わからないもんですねぇ。

たとえば通販サイトで「少女生贄」のユーザーレビューを読むと、

「確かにンボボボボオォォです」とか「ンボボボボオォォって(爆)」的なコメントが多々あって、コピーの影響力絶大。

中には「ンボボボボオォォなんて言わないじゃん」というトホホな指摘もあったりしますが、

ホラーファンにしっかり刺さって、売っちゃってるではありませんか。

「ンボボボボオォォ」、あなどれません、けっこういい仕事してます。

 

というわけで、今回の自薦、動かす言葉は、「ンボボボボオォォ」に決定

で、いいのだろうか……いやぁコピーって本当に難しいですね。